2002 TSST 2nd Stage RESULT

// 2002-06-01 00:00 // INFOMATION, RESULT

2002年5月25日 土曜日。
2002年度におけるCROSSROAD T.S.S.T.第2戦である。
今回、T.S.S.T.としては、初めての試みとなるデジカメを使用したエントリー。しかも、エリアは東京都内。参加する方々がそれぞれホームとなるエリアに行けるとなると、気合の入れ方が違うようだ。エントリー会場の駐車場に問題があり、スムーズにエントリーできない問題があったが、なんとか、参加者全員がエントリーを済ませ、CROSSROAD代表である藤嶋の号令によりスタートフィッシング。
各人が、それぞれ思うままに出発する人、そして、事務局に残る人・・・

そして深夜、事務局には誰も居なくなった。『みんな釣れているだろうか?』、『みんな得意なホームに行って釣っているだろう』という想像をしながら、帰着の時間を待つ。そして、朝方、参加者が次第に事務局に集まってくる。事務局では帰着手続きを行いながら集計。参加者総計44名中、12名が結果を持ってウェインとなった。

今回のルールでは、1匹の全長となっていた。そのため、同じサイズのウェインが重なる結果となり、3位が3名となる結果となった。
なお、この他の結果は以下のとおり。

順 位 氏 名 ポイント数
1 位 古 木 善 三 50
2 位 高 見 誠 45
3 位 榎 本 茂 40
3 位 小 田 桐 英 仁 40
3 位 福 田 純 40
6 位 徳 山 英 秀 36
7 位 高 橋 勇 吾 35
7 位 村 岡 昌 憲 35
9 位 園 田 洋 32
10 位 岡 堅 司 30
11 位 西 岡 隆 行 28
12 位 西 村 仁 志 26
池 上 隆 裕 N/F
井 高 良 雄 N/F
稲 川 N/F
岩 崎 功 N/F
岩 爪 道 昭 N/F
上 原 岳 之 N/F
上 原 輝 久 N/F
大 浦 良 彦 N/F
大 谷 健 範 N/F
大 平 勇 治 N/F
金 子 隆 之 N/F
河 原 N/F
神 原 N/F
小 西 力 也 N/F
坂 本 賢 司 N/F
杉 浦 克 己 N/F
鈴 木 喜 幸 N/F
武 冨 秀 輔 N/F
中 川 高 成 N/F
中 村 英 史 N/F
福 田 宝 彦 N/F
藤 田 重 徳 N/F
藤 原 雄 一 郎 N/F
増 田 聡 N/F
松 永 貴 之 N/F
村 岡 N/F
安 岡 琢 哉 N/F
山 口 明 N/F
大 和 剛 N/F
山 本 昌 史 N/F
渡 部 篤 N/F
矢 部 修 N/F

 

2001年第2戦チャンピオン

古木 善三さん
おめでとうございます!

今回のTSST、エリアが湾奥全域ということでまず、潮位の低い時間は新木場の方から始め、潮位の上昇と供に南東京方面まで流して行こうというプランを立てました。

まずは、新木場周辺から始めましたがイマイチ反応が悪くしばらくやって移動。次に晴海へ入ったんですが、反転はするものの食ってくれない・・・。さらに先行者もいたので見切りをつけて豊洲へ移動。岸壁際、クルクルで1本でました。後が続かず芝浦へ。前日とうって変わって反応悪い。潮位もかなり上がってきたのでホームの南東京へ移動。やはり慣れたエリアでの釣りなので魚は出せたのですがバラシ多発。次第に辺りも明るくなってきてミノーへの反応が悪くなってきたので、たまにはワーム使ってみようと浮桟橋の際を引いてきたところGETできました。

今回のエリアルールはかなりいい感じだったと思います。1つのエリアで勝負するというのもいいですが、トーナメントエリアの設定に苦労する今日、改善する点もあるかとは思いますがなかなかいいルールだと思いました。

最後に、参加された方々、そしてスタッフの皆様方お疲れさまでした!次回も楽しいTSSTにしていきましょう!

 

2位

高見 誠さん

この度はトーナメント終了後に私の計測ミスがあり、実行委員会の皆様参加者の皆様に大変な混乱と不快感、ご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。
TSST 2度目の参戦で結果が2位という事に成り、大変な驚きと喜びに浸っております。
さて今回は7位に成った高橋君と2人で同行しました。特別ルールの23区内に合わせて火曜日からプラを始め、一日2~3時間程ですが潮位とベイトを重視しポイントを見て回りました。
その結果バチ・イナ等のベイトが濃い湾奥南側に重点を置き当日のプランを立てました。いざ始まってみると状況は最悪、潮位が低いうちにイナがベイトになるエリアで軽く1本捕ろうかなんて考えていたらどのポイントにもベイトがいない。急遽水深のあるポイントに行くが3バラシその後沈黙。
そろそろバチでもと思い移動するが何もいない、満潮時間から考えてバチはそれほど多く抜けないかも? と、思ってはいたがこれほどとは。そして吉牛で燃料補給&作戦会議を開き地道にストラクチャーから拾うか一発逆転の荒川に行くかどうするか迷うはずが荒川に即決。これで1発逆転を狙うがまたも不発、辺りは明るくなってくるし気が付けばここは平井大橋、敗戦ムードが漂う中ボケボケの頭で叩き出した答えがマズメのイワシ! これしかないと思い大井に移動する。
そしてこれが大当たり、魚は浮いていないが稚魚がいるいる。さっそく岸壁のバンパーに乗り移りベイスラッグで穴撃ち、即効でHitしタモ入れ成功と思いきやなんと網の付け根がもげかかっている、辛うじてランディングすると網がもげ落ちた危ない危ない。サイズを測ると53cmでした。リリースし終わると同行した高橋君にHitしている、タモに網を付け直しこれも無事ランディング出来たが又網がもげてる。その後タモは使い物にならずランディングで苦戦し抜き上げバラシ連発、クルクルはこういう時辛い、とても実感しました。これからは、目の前で引っかかったルアーを回収する場合、タモで強引に引っ張ると、いざという時タモが壊れるのでほどほどにします。結局2Getで47cmを追加したが最初の53cmで2位に入賞でき、さらに同行した高橋君も7位入賞と最高の一日でした。
TSST実行委員会の皆様本当にお疲れ様でした。今回の特別ルールは本当にゲーム性が高く自分で組み立てる楽しみ、醍醐味等本当にやりがいの有るものでした。次回こそ優勝めざし参加させて頂きますのでよろしくお願いいたします。

 

3位

榎本 茂さん

TSSTは今まで何回か出ているけど正直、マジメに最後まで取り組んだ事がなかった。理由は 時合い待ちが耐えられず寝てしまうから。(笑)
ポイントには干潮、満潮、風の当たり方、その他多くの条件で良い悪いがある。エリアが限られると ただひたすらイレギュラーなアタリを待ちキャストし続ける空白の時間が続く事になる。フィールドのバイオリズム 時合いだ。
時合いとは 魚が捕食モードに入る時間、もしくは回遊してくる時間のどちらか。そして多くのショアの場合、後者の可能性の方が高い。
今回のルール改定でエリアは東京全域になった。これは 時合いに合ったフィールドを自分で選べるという事。
その時々の潮位、風の当たり方、潮の濁りかた、ベイトの有無を読めるフィールドが自分の中にインプットされているか? どれだけ通い詰め、データーを積み重ねたフィールドを持っているか? アングラーの持っている引出しの多さで勝敗が決まる。
今回のパートナーは「ぜん」ちゃん。手段は選ばず、釣る事に燃えているニューカマー。彼となら飽きる事なくやれると思った。
スタートフィッシング
この時、西風、
この時期には珍しい。
二人で風表にあたるエリアからランガンを開始。

まず向かったのが辰巳、木場エリア。潮位の高い時間に70クラスが高確率で狙えるポイントに直行。
ここのエントリーはほとんど忍者の世界。
ロッドを口にくわえて水辺まで降りる。
ここで落ちたら末代までの笑い者。
いい歳こいたオヤジのやる行為ではない(笑)

いつもなら聞こえる捕食音が風に消されて聞こえない。風が強すぎる。ストラクチャー際のピンポイントキャスト。ここはキャスト精度が求められるシビアなポイントなのだ。それも一発で決めなければ可能性は薄い。
強風でキャストが決まらない・・・・・・・
「チクショー ここで決まりだと思ってたのに・・・・」風で足場が悪く、身の危険すら感じる状況・・・・・・・あきらめて豊洲、晴海エリアへ移動。
行った晴海はメジャーポイントだけあって大盛況。全てのポイントにアングラーが入っている。しかたがないので暗がりの人のいない端のゴミの吹き溜まりを交互に狙う事にする。
ここで「ぜん」ちゃんゴミの中から40cmを引き出す! やられちまった!
ぜんちゃんは若いからプレッシャーに弱い。だから最初にこっちが捲くれば勝手に自滅するけど 最初に調子付かせると後が面倒なタイプ。彼のニコニコの顔を見ていて少しブルーになる。
この辺の心理戦もチームプレイの面白さの一つ。チーム内でも一つの戦いがあるのだから。焦ったらこっちが自滅する。
他のチームの状況を知りたくて 事務局に電話して聞いてみる。そこで聞こえたのが「村岡、爆10ヒット!」情報。
「なんだよ10ヒットって?? 釣れてねェ~って事か?」
「いや 逆?」
「あいつ何処に行ったんだろ?」
「どうせ青海っすよ」と“ぜんちゃん”
「うんにゃ 昨日、青海は死んでたぜ。対岸の城南、大井の方がぜんぜん良かった。」

直接電話してみるわ
「マサッチ?」
「釣れてる?」
「爆っすよ バホバホ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「大きさは?」
「勘弁して下さいよ!トーナメントなんっすから」

これ以上聞くと墓穴を掘っちまいそうだ。
山ほどふかされ 落ち込むのが関の山だ。
聞く相手を間違えた。
口の軽そうなヤツのチームパートナーを狙うべきだった・・・・・

こっちはチームでまだ40cm一匹
かなり焦る・・・・・・・・・・・・・・・・・・

場所を南下しながら流す事にし 芝浦に移動。
ここはボクのホームだが 前日に“ぜんちゃん”がプラをやり60クラスを連発している。
行った時も、当然先行アングラーはいたが 彼らは狙うポイントが少しズレている。
少し安心。場は荒れていない。
もっと際、潮の当たる所じゃないとダメなのよ。
心で思いながらCDジョイントをポイントに打ち込む・・・・・・
狙い通り!
ストラクチャー際の潮目で50cmゲット!
逆転!
ちょっと気分が楽になる。

その後、大井、城南島、平和島とランガンするがシブイ状況の連続。チビカバからトップまで引き倒すが 南東京の巨マルタに翻弄され集中力が途切れ人間電池残量が点滅状態。
AM4:00頃 車で気合いを入れていると(寝てるとも言う)「エノさん何処行ってたんすか?」っと戻って来たぜんちゃんデジカメの画像は更にサイズアップの55cm。
やっぱ若さにゃかないません。集中力がトーナメントのキーです。
今回のエリア拡大ルール改定はトーナメント自体の面白さを倍増させたと思う。そして長い時間の大会だから 情報がもっと手軽に見れると楽しいだろう。写メールやモバイル使ってね。
TSSTはこれから もっと楽しめる大会になると感じた第2戦でした。

 

3位

小田桐 英仁さん

前日までのプラで判っていたのは、湾奥全体が下げ時合いの一時を除いてモノ凄く渋い事と、早朝の上げ潮に乗って芝浦から南側の一帯にカタクチイワシの群れが入って来る事でした。
僕は、北東方面からの風が当たる表側、その僅かな風裏のストラクチャーの中で上げ潮に乗ってやって来るイワシを待ち伏せている、或いはそのストラクチャーに居残ったシーバスを狙う作戦を立てました。
実際、プラでもそのやり方で50cmUP程度なら確実に出せていましたし、条件次第では60cm台も望めると思っていたからです。(僕は3位までの入賞ラインを65cmだと読んでました)
そうして選んだポイントは、日の出埠頭でした。

僕がポイントに到着した時刻にはまだ隅田川からの下げ潮が効いていました。
そして第一投目。北東風が当たって表面潮流が裏側に差し込む停泊船際、その狭い明暗部にターゲットミノー86SPを送り込むと、すぐにガバッ!派手なバイト。ファイト中にチラリと見えた姿は55cm程度のシーバスでした。しかし、場が荒れるのを恐れる余りフッキング状態を確認せずに抜き上げを試み、失敗。なんと一発目をバラしてしまいました。
その後さらに2回も連続で良型をバラし、3HIT0GETで群れを完璧に沈め、そのまま潮止まりを迎えました。
これには正直かなりヘコみましたが、そんな焦る気持ちを抑えながらも上げ潮が効くまでは場を休ませようと他のポイントを回ると、うまい具合に45cmのキーパーをキャッチする事が出来ました。が、そこでも60UPを玉網に入れ損ねるというポカをやらかしてしまい、少し複雑な心境で日の出に戻りました。
日の出埠頭は風が少し弱くなっていましたが、船際では一投目からチェイスがあり、二投目にゴゴン!とヒット。丁寧に玉網で掬うと47.5cmとややサイズアップ出来ました。その後魚が少し沈み気味になったのでプリンセスMリップレスで浮かせ、さらにサイズアップの50cmをキャッチ。
そして東の空が白んできた頃、いよいよイワシの群れがやってきたのでギャロップのリフト&フォールでさらなるサイズアップを狙いました。が、残念ながらこれは不発に終わりました。

青海に戻って結果発表を聞いた時は、(惜しい!あの魚さえキッチリ獲っておけば・・・)という気持ちと(まじ?入賞っすか!?やりーっ!)という嬉しい気持ちが入り混じった心境になりました。
3位の賞品としてはミラクルワークスのビリビリ(ビリケンのちっさいの)を頂きました。

今回のTSSTは今まで参加した中で一番面白い大会だったと思います。
スタッフの皆さん、参加された皆さん、どうもありがとうございましたっ!

 

3位

福田 純さん

Waiting….

 

ウェイイン情報

下記のリストは、時間を元に各人の釣果を纏めたものです。

時 間 氏 名 サイズ ポイント ルアー
11:20 古木 善三 42cm 豊洲 くーるくる
0:30 小田桐 英仁 45cm 芝浦 ターゲットミノー
0:30 福田 純 50cm 新木場 ナイトレイド
0:54 榎本 茂 50cm 芝浦 CD SR
: 西村 仁志 38cm 品川 80
1:00 村岡 昌憲 43cm 新木場 ソルティバディ70
1:01 園田 洋 33cm 若潮橋 エリア10
1:25 園田 洋 41cm 若潮橋 ナイトレイド80
1:45 矢部 修 68cm
※参考記録
荒川 シープ115
2:20 徳山 英秀 44cm 隅田川 ナイトレイド80
2:30 西岡 隆行 39cm 八潮団地前 ハンドメイドミノー
2:37 岡 堅司 40cm 河口 バッケン
3:12 小田桐 英仁 47cm 日の出 ハゼドン
3:27 小田桐 英仁 50cm 日の出 プリンセスMリップレス
4:15 古木 善三 54cm 南東京 ワーム
4:47 高見 誠 53cm 大井 ベイスラッグ
5:04 高橋 勇吾 43cm 大井 レンジミノー
5:26 高見 誠 48cm 大井 クルクル


※ 参考記録は、デジカメ水没のため確認不可能。
上記記載内容は、申告内容の通り

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