運営ポリシー
クロスロードの運営について、いくつかのポリシーがあります。
これらを単に奇麗事、もしくは、あたりまえのことと考える人が居るかもしれません。
しかし、クロスロードでは、それを明確に宣言いたします。
非営利であることの理由
クロスロードがなぜ『非営利』なのか?私たちのようにイベントを企画し、多くの参加者が集まる場所には、スポンサーは付き物です。
実際、私たちのイベントに対しても提供の申し出が過去ありました。
しかし、私たちは、それをお断りしています。
商品の提供を受けている多くのイベントは、金品を提供する会社の利益の為に活動せざる得ない状況になっています。
中には、しっかりとしたポリシーを持ち、メーカーをも押さえ込むくらいの力を持ち、イベントを開催しているのもありますが、大方提供者の損得に左右されてしまうのが常です。
私たちは、そのような損得勘定を含んだイベントを行いたくありません。
また、クロスロードの活動そのものが、メーカーに対し利益にならないことでも、正しいと思ったことに対し提唱しそれを貫きたいということを考えています。
そのために私たちは非営利をポリシーに活動しているのです。
『釣り具業界を含む営利を目的とした団体、個人からの束縛を受けない。言い換えれば商品の提供する側や消費者のいずれにも属さず中立な立場で釣りの世界を見つめ純粋に問題を提起、改善を呼びかけたい』
ということが、主な理由です。
非営利であるが故、イベントなどの際に参加していただく皆さんにその費用を負担していただくことになりますが、クロスロードを運営する我々自身もなんら報酬を得ず運営していますので、ご理解とご協力を宜しくお願い致します。
なお、我々の趣旨に同意、承諾した上でイベントや運営についてご支援いただける場合、クロスロードスタッフへご一報ください。
事務局にて検討させていただきます。
自己の考えを押し付けない
あたりまえのことかもしれませんが、人にはそれぞれの考え方があります。
したがって『正しい』と思うことも様々です。
私たちクロスロードは、アングラーの皆さんに対して様々な問題提起を行ってまいります。
その答えは、ひとつではありません。
人それぞれにいろいろな答えがあると思います。
たとえば、『リリース』の問題。元々、食物を確保するための狩猟として発展してきた『釣り』が、今では、狩猟ではなくレジャーやスポーツとしての地位を持とうとしています。
レジャーやスポーツという考えを基本にする場合、釣りのターゲットとなる魚に対し敬意を払いそしてその命を大切にすることは当然のことまもしれません。
また、弱肉強食の中の頂点にいる人間が行うべきマナーであるとも考えられます。
しかし、一方では、釣りをしその釣果で食卓を潤すという人も居ます。
それは、釣りが本来目的としてきた『狩猟』を目的としているものでしょう。
これらの違いは誰も否定することはできません。
ですから、リリースを強制するような活動は私たちは行いません。
しかし、私たちは、命の大切さを訴え、無駄に命を絶つことの無いように提言していきます。
また、その他にも将来に向けて釣りを続けていくことができるように考え、行動していくつもりです。
他人や、物、自然を愛し大切にすること
クロスロードが、一番大切に思うこと。それは、人間と自然の関係です。
釣りをする上で自然は、直接肌身に感じる部分であり、また、自分だけではなく、周りを思いやる心も大事にしなくてはなりません。
極めてあたりまえのことかもしれませんが、クロスロードでは、あえて以上のポリシーを宣言し守っていきたいと考えています。
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