TSSTについて
Tokyo Shore Seabass Tournament の歴史
検量所に持ち込まれる数十本の大きなスズキ。
そのほとんどがすでに息絶えた魚でした。
日頃、リリースを前提としてシーバスフィッシングを楽しむ私たちにとってこの様子は少なからず嫌悪感や将来に対する不安感を抱かせました。
私たちでも楽しめるトーナメントをできないだろうか。
そんな疑問がTSSTの原点となりました。
限られた時間の中で同じ条件、同じエリアで他の釣り人と釣果を競うーナメントという文化は、また1つの釣りの楽しみ方だと思います。
そのトーナメントを楽しみながらも、魚の環境に少しでもダメージを与えないトーナメントの確立ができないだろうか。
97年に東京湾奥シーバス情報の村岡氏の呼びかけにより始まったTSSTは少しずつルールを変えながら、トーナメントという文化だけでなく、環境保護、アングラーの交流といったもっと大きな渦を作りながら今のルールに至っています。
そのルールは至って簡単です。
決められたエリアと時間の中で釣りをするだけです。
魚が釣れたら近くの参加者に検量してもらい、リリースをする。
釣った人のウェイイン用紙にサインと共に記入してもらうことで始めて釣果が有効となるこのルール。
魚を殺さずに公平なトーナメントが行えるということで、毎回多くの参加者を抱えるようになりました。
アングラー同士の交流や魚の環境を強く考える有名プロも多数参加しています。
そんな人たちと話ができるのもこの大会の魅力でしょう。
トーナメントの閉会式では賞品が配られます。
1~3位までは指定された賞品ですが、それ以降の順位はお一人様1つの賞品を順番に選んでいきます。
最後はノーフィッシュの人たちがジャンケン大会をして賞品を勝った人から選んでいきます。
この時のジャンケンが一番盛り上がります。
開会式のヒトコマ。
笑顔で情報交換しつつもお互いの腹の底は決して見せません。
日常では考えられない極めて大きなプレッシャーの中で、一尾を手にする。
サイズ問わず、その喜びはあなたの大きな財産となるでしょう。
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