2002 TSST Classic RESULT

// 2002-11-10 00:00 // INFOMATION, RESULT

2002年11月3日(日)に2002TSSTクラシック戦が開催されました。

早いのか、遅いのか2002年も終盤に差し掛かり、東京ディズニーランドでは、クリスマスファンタジーが、スタートする季節。そんな中、CROSSROAD TSSTも、2002年を終わりを告げようとしている。今年からCROSSROAD TSSTは、新たなスタッフを迎え、参加する皆様にとって良いイベントを目指しスタートした。正直、皆様にとって今年のCROSSROADは、どうだったのだろうか。我々スタッフにとっても、反省すべき点は沢山ある。実際、様々な指摘を受けた。その大半は、我々スタッフの落ち度であると思う。だけど、人間前向きに生きていかなければ発展はしない。そういうポジティブな精神を持ち、来年、再来年も活動しようと思う・・・

さて、前置きが長くなったが、2002年の締めそして、我々スタッフにとって節目となるClassic。今回のClassicは、2002年のTSSTに1戦でも参加した方が対象となる締めくくりの一戦。今回、Classicの特別ルールとして、いくつかを設定した。

エリアは、東京湾と東京湾に流入する河川
検量の対象は、50cm以上のシーバス1匹

前日まで好調だった湾奥、河川のポイントも当日の寒さにより様子が変わったとの情報もあり。湾奥をホームとするものにとっては、非常に厳しい情報である。43名の参加者の中でウェイインに持ち込むのは何名か?そして、優勝は、誰?気になる最大魚のサイズは?珍しい外道は?

表彰式においては、同時に年間最優秀シーバサーの表彰もおこなった。こちらも、チェック!

Rank Name サイズ(cm)
藤原 雄一郎 68
高橋 勇吾 67
野上 賢一 63
小森谷 良太 62
上澤 聡 57
橋本 誠 54
大野 裕規 50

参加された皆様、主催者、関係者の方々お疲れさまでした。
参加者の皆さんもかなり苦戦を余儀なくされたと思われますが、まず今回のルールのポイントに合わせた作戦を立てました。
①最大魚1本制 ②対象エリアが東京湾全域 ③大潮ではあるが競技時間中に2度の潮止りがあり潮の効く時間帯が短く上げ潮であること。
富津方面でサイズを狙おうとも考えましたが、あまり行ったことがないので結果は出せないだろうと判断しました。
港湾部のストラクチャゲームは普段やってないので、やはり近場の川筋でサイズを狙うことにしましたが、上げ潮は普段ほとんどやらないのでデータがありません。
また実質的な時間が短いので、広範囲なランガンは時合いを逃す可能性がありポイントを絞る必要があると思いました。
2週間ほど前からプラを行いましたが、川筋の上げ潮はやはり流れが緩く、下げで実績の高いシャロー域も下げ方向に流れていたりしていい結果が得られませんでした。
好調だった旧江戸、葛西方面も釣り人が多い割には、直前に魚が入れ替わったのか大きくサイズダウンしていて、ウェーディングしてブレイクを攻めても反応が良くない。
仕方ないので、やはり普段釣行している多摩川の2箇所だけに狙いを絞りました。

当日はスタート後、通り道である中防に寄って様子を見ましたが、潮止まりで全く反応がなくすぐに見切って多摩川に向いました。
上げ潮が効くまで時間調整して23:30頃からポイントに入りましたが、夕方からの強風も止んで水面マッタリで条件的には最悪なように思えました。
次第に上げ潮が効いてきて、話題のレアリップレスで少しアクションを加えた時にマルタがヒット、その後またレアに今度は鯉がヒット、悪いパターンにハマりそうな予感がした(過去にこのポイントでマルタ7連発なんてことがあった)ので、少しポイントを休めた後、最近釣果が出ているジャークで攻めることにしました。
実は2週間ほど前に多摩川でミラクルワークス主催のジャーキングセミナーに参加する機会があり、その有効性を実践して確かな感触を得ていたのです。
ビリケンを連続ジャークさせていると、弱い風で水面がいい感じになった0:30頃にヒットして、やっと61cmをゲットしました。
その後またマッタリになってSフォーをキャストすると、またマルタがヒットして蹴飛ばしそうになりましたが、丁寧にリリースしました(笑)
潮位が上げてきてこのポイントでの残り時間が気になってきた頃に、また少し風が吹いて同じビリケンのジャークにヒットして1:30頃に今回の優勝魚である68cmをゲットしました。
優勝争いには75cm以上が必要だと考えていたので、鬼キャストを繰り返しましたがその後反応はありませんでした。
2:00頃、急いで上流部のポイントに移動し、上げ潮が効いている間攻め続けましたが、ノーバイトで潮が止ったので諦めて3:30頃に納竿しました。

正直に言って優勝できるとは思ってなかったのですが、会場で聞くと他の方も釣果は良くないようでした。
結果として久々のTSST優勝が転がり込んできて大変嬉しく思っています。
今回の勝因の大半は運だと思いますが、厳しい状況で少しでも可能性の高いポイント、タイミング、メソッドが選択できたのが良かったのかも知れません。
また今回はポイントに行く途中で湿地帯を通過するのでウェーダーを着用しましたが、あえてウェーディングはせずに水際3mくらいのところからキャストしました。
多摩川でもあまり意味がないように思われるディープウェーディングを多く見かけますが、シャローでも魚は以外と近くにいることが多く私自身も深く立ち込んで釣った記憶がありません。
リスクの高さと釣果は全く一致しないことを多くの方々に知っていただき、安全な範囲で釣りを楽しんでいただけると幸いです。

また来年も時間の許す限りTSSTに参加したいと思いますので、皆様宜しくお願いいたします。

最後に、今回のCLASSICに出場するにあたり大きな影響を与えたジャーキングセミナーでお世話になったフラッツの皆さん、ミラクルの増田さん、スキアシの市川さん、また様々な情報/アドバイスをいただいたLuckyさん、こもるべさん、元市さん、HATTORIさん、まことさんにこの場を借りてお礼申し上げます。

 

2003年クラシック戦チャンピオンの菊池 慎さん
おめでとうございます!

TSSTTSSTについて | TSST OUTLINETSST RESULTTSST RULESTSST SCHEDULE

Leave a Reply

You must be logged in to post a comment.